50代の女性が毎日持ち歩く通勤バッグ、選ぶ時の決め手は?
在宅ワークやリモート会議が増えているとはいえ、出勤や打合せなど仕事のために移動が必要なことはあると思います。その際に必要な持ち物を入れる通勤バッグ。選ぶ時のポイントをご紹介します。
通勤バッグに求める5つのポイント
- 持ちやすく軽い
- 荷物がごちゃつかず、出し入れがしやすい
- 悪天候に強い
- セキュリティ対策
- 程よいデザイン性と高級感
ひとつずつ内容を追っていきます。
持ちやすく軽い
バッグ選びで最初に選ぶポイントは持ちやすくて軽いこと。持ちやすさは通勤方法によっても多少異なりますが、電車通勤であればおすすめはナイロンかマイクロファイバー素材のショルダートートです。
ショルダートートは、バッグの紐の部分が長めのトートバッグです。腕に掛けたり手持ちも可能ですが、肩に掛けることで重量感を感じにくくなりますし、バッグの紐部分の跡が腕につくこともありません。また体への負担を少なくするために軽さは重要です。本体の素材がナイロンやマイクロファイバーなどの化学繊維や、革でも一枚革だと軽いです。一方でキャンバス生地は重くなりますね。
荷物が取り出しやすい
次にチェックしたいポイントは、荷物の取り出しやすさです。小物はポーチなどで整理するのはもちろんですが、探しやすさのためには横長のバッグがおすすめです。また筆者は帰りがけに買い物に立ち寄るのですが、使用するスマホとカード類を探すためにアタフタしないようにバッグの内ポケットにスマホとカードケースを刺し入れています。この時にバッグ全体が柔らかすぎたり、ポケットの縁がしっかりしていないと取り出しにくいです。バッグの形が崩れないこと、内ポケットがあること、ポケットの縁が革などでパイピングされしっかりしていることも重要なポイントとなっています。
悪天候に強い
悪天候にもかかわらず通勤をしなくてはならない日もあります。基本的に革製品に水はご法度。そうした意味でもナイロンやマイクロファイバーは強いです。
セキュリティ対応
また満員電車での通勤ならば、万引きへのセキュリティ対策も大事です。ファスナーやボタンできちんと閉じておくのはもちろん、脇や胸元で抱えるようにするなど持ち方にもひと工夫が必要ですね。筆者は昔ショルダーバッグで満員電車に乗り込み、バッグを抱えていなかったためにショルダー部分は離していなかったもののバッグ本体が人ごみに紛れた一瞬で万引きにあった痛い思い出があります。
程よいデザイン性と高級感
ここまで機能面で通勤バッグの選び方ポイントを挙げてきましたが、そうは言っても案外長い時間を共に過ごす相棒。やはり自分好みのデザインや世代ならではの高級感といったプラス要素もあることで、モチベーションが上がったりもするのです。
手持ちバッグの事例で見る良し悪しポイント
現在使用している通勤バッグ
現在使用しているのは、ロコンドのセールで見つけたマイクロファイバー製のバッグ。重さが560gとかなり軽いことと、ハンドル部分が牛革なことが決め手となりネット購入。その前に使っていたバッグの持ち手が合皮で少し安っぽく見えるのが不満だったので、少しこだわりました。
上記ポイントと照らし合わせると横長じゃないことがやや不満ですが、それ以外はおおむね満足。中のポケットがパイピングされていて物の出し入れがしやすいところが一番気に入っています。
持ちやすさと軽さ | 荷物の出し入れ | 悪天候対応 | セキュリティ対応 | デザイン・高級感 | |
お気に入りポイント | 肩掛けできる 560gと軽い | 内側ポケットが使いやすい バッグの外枠のパイピングがあることで | 速乾性の高いマイクロファイバー製 | マグネットボタン | ハンドルが牛革で安っぽさがない |
気になるポイント | バッグが縦長のため荷物の位置が深い | 底が二股なので入れ方に工夫が必要 |
以前の通勤バッグ1
基本スペックはほぼ満たしており使い勝手も悪くなかったのですが、ハンドルの合皮部分も含めてあまり高見えしなかったこともあり、現在使っているバッグに取って代わられました。
持ちやすさと軽さ | 荷物の出し入れ | 悪天候対応 | セキュリティ対応 | デザイン・高級感 | |
お気に入りポイント | 肩掛けできるナイロン製で軽い(660g) | 3分割なので分けて入れられる | 3分割なので真ん中に入れておけばほぼ濡れない | ファスナー+ボタン | |
気になるポイント | 素材が柔らかく形が崩れて取り出しにくいことも。 | 合皮エナメル調が安っぽい |
以前の通勤バッグ2
ラ・バガジェリーの前の通勤バッグは、ペレボルサのショルダートートバッグ。軽いこととデザイン性は気に入っていたのですが、素材が柔らかいので形が崩れやすく、咄嗟に物の出し入れするのがしづらかったことでチェンジとなりました。改めて引っ張り出してみたところ使わない選択肢は惜しく、すぐに取り出したい物を外ポケットに入れるなどして使い方の再考をしたいバッグでもあります。
持ちやすさと軽さ | 荷物の出し入れ | 悪天候対応 | セキュリティ対応 | デザイン・高級感 | |
お気に入りポイント | 肩にかけホールドできる。 330gと圧倒的に軽い | 外ポケットが便利に使える | ジャガードのウレタンコーティングで防水性UP | ファスナー+3か所のボタン | パール加工による光沢感で高級感あり |
気になるポイント | 形が崩れやすく中の物を探しがちになる |
以前の通勤バッグ3
ペレボルサ以前がトリーバーチ(TORY BURCH)のトートバッグ。
このバッグは、マチが広いのに底部が革でホールドされているため型崩れが起こりにくく、中の物がサッと取り出せるのが非常に便利。また内側の両サイドにポケットがついていて、ポケットの間口に革が貼ってあるので取り出しがバツグンに良く、頻繁に使うスマホなどはここに入れます。さらに可愛いデザインが、毎日の気分をアゲてくれます。
難点は、肩掛けをするとやや窮屈なこと・メインの素材が布(キャンバス)と革のため雨など水に弱いこと・あまり軽くないこと。そんなことから新しいバッグに切り替えましたが、かなり気に入っているバッグ。天気の良い日を選んでショッピングやちょっとしたおでかけ時に活用しようと思っています。
持ちやすさと軽さ | 荷物の出し入れ | 悪天候対応 | セキュリティ対応 | デザイン・高級感 | |
お気に入りポイント | 形崩れがないため物が出し入れしやすい | マグネットボタン | ロゴの色づかいをはじめデザイン重視でセレクトした | ||
気になるポイント | 肩掛けにはやや窮屈。 キャンバス生地でナイロン製の同型よりも重く感じる | キャンバス生地・薄い色の革の持ち手といった素材から雨天に弱い | 満員電車通勤だとやや不安 |
通勤手段、職種、勤務前後の行動などで通勤バッグの選ぶ決め手は異なる
通勤手段や職種や持ち歩く物の内容などで、選ぶポイントは違ってくると思います。
通勤手段は?
電車通勤 or 車通勤 or 自転車通勤 or 徒歩通勤
職種や行動パターンは?
- 営業職でノートパソコンを持ち歩く → バッグの軽さも欲しい一方で、頑丈さも必要
- 事務職で勤務中は事務所から出ることはなく、お弁当を持参する → マチが大きめで内部が汚れにくい素材、サブバッグの検討
- 帰りに習い事に立ち寄る → サブバッグの検討
これらの組み合わせによって、最適なバッグの形は少し異なるかもしれません。
まとめ~50代が選ぶべき通勤レディースバッグとは?
50代はこんなバッグで通勤したい
- 肩掛けができるショルダートート
- 雨天にも強く、身体に優しい軽量なもの(布は不向き)
- 電車通勤ならば、ファスナーやボタンなどでバッグ上部がガードされているもの
- 毎日の気分がアガるような好みのデザインと程よい高級感があるもの