ABEMAに麻雀チャンネルがあるのを知って以来、プロ麻雀競技番組にはまっています。今、一押しはMリーグ。
Mリーグを知らない方のために、まずは概要からお伝えしたいと思います。
Mリーグとは
2018年に発足した競技麻雀のチーム対抗戦を行うナショナルプロリーグ。発足の目的として「麻雀のプロスポーツ化」を掲げている。
麻雀と言えば、ワタクシを含む昭和世代にはタバコの煙モクモクの雀荘で賭け事するイメージ。そのイメージを払拭して、純粋な競技として勝敗を争うスポーツ麻雀の普及をしたいという意図で発足されたようですね。
リーグ運営の2つのスポンサー
レギュラーシーズンは「大和証券Mリーグ」、決勝は「朝日新聞Mリーグファイナルシリーズ」とそれぞれ締結されたスポンサー企業の冠がつけられた名称で開催されている。
オーナー企業とMリーガー
チームを所有する現在8つのオーナー企業が、男女混成で3人以上4人以下の選手と契約を結ぶ。選手はプロ雀士の所属する競技麻雀5団体※の中から選抜され、Mリーガーと呼ぶ。
※最高位戦日本プロ麻雀協会、日本プロ麻雀連盟、日本プロ麻雀協会、麻将連合、RMU
Mリーグの8つのチーム
- 赤坂ドリブンズ(オーナー企業:博報堂DYメディアパートナーズ)
- EX風林火山(オーナー企業:テレビ朝日)
- KADOKAWAサクラナイツ(オーナー企業:KADOKAWA)
- KONAMI麻雀格闘倶楽部(オーナー企業:コナミアミューズメント)
- 渋谷ABEMAS(オーナー企業:サイバーエージェント)
- セガサミーフェニックス(オーナー企業:セガサミーホールディングス)
- TEAM RAIDEN/雷電(オーナー企業:電通)
- U-NEXT Pirates(オーナー企業:U-NEXT)
ABEMAにて放映をするMリーグということから、ABEMAの出資企業であるテレビ朝日・サイバーエージェント、テレビ局と縁の深い2大広告代理店である電通・博報堂、アーケードの麻雀ゲームを手掛けるコナミやセガサミー、藤田氏と盟友の企業ともいえるU-NEXT。一大プロジェクトに参画する錚々たる企業を集めたのは大変なことだったと思いますが、なるほど感もあります。一方で1年遅れて参入したKADOKAWAは、Mリーグに感銘を受けたひとりの部長によって、膨大な提案書を作成して社内に掛け合いオーナー企業となりました。コネクションとは別に企業から手が挙がったことは、Mリーグ発足までと発足からの1年間の苦労が実った形となり、陣頭指揮をとったであろう藤田氏をはじめとするMリーグの運営者の方々はさぞや嬉しかったでしょうね。
Mリーガー 32名
2022.1月時点 赤字は女性選手
EX風林火山|二階堂亜紀・勝又健志・松ヶ瀬隆弥・二階堂瑠美
KADOKAWAサクラナイツ|内川幸太郎・岡田紗佳・沢崎誠・堀慎吾
渋谷ABEMAS|多井隆晴・白鳥翔・松本吉弘・日向藍子
赤坂ドリブンズ|園田賢・村上淳・鈴木たろう・丸山奏子
コナミ麻雀格闘俱楽部|佐々木寿人・高宮まり・伊達朱里紗・滝沢和典
チーム雷電|萩原聖人・瀬戸熊直樹・黒沢咲・本田朋広
U-NEXT Pirates|小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈
セガサミーフェニックス|魚谷郁未・近藤誠一・茅森早香・東城りお
Mリーグの開催時期とLIVE配信時間
開催時期
2018年のMリーグの開設時期から、現在2022年1月時点で4シーズン目です。
例年10月からレギュラーシーズンが始まります。90試合行われ、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。セミファイナルの上位4チームでファイナルシリーズを戦い優勝チームが決定します。
初年度の2018シーズンは、ファイナルシリーズが3月に行われましたが、2019シーズン・2020シーズンはコロナ禍の影響もあったため、6月だったり5月だったりと流動的でした。
配信時間
Mリーグは、ABEMAの麻雀チャンネルで開催時期の月・火・木・金の19時からLIVE配信が行われます。1日に2試合開催され、試合の進行により21時から23時くらいと終わりは様々。オンタイムで見るなら、ABEMAの無料会員で楽しむことができます。